“夢の原子炉”もんじゅ14年ぶり再開へ 機構が福井県に協議願い(産経新聞)

 平成7年12月のナトリウム漏れ事故で運転を停止している高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、国の原子力安全委員会が運転再開を容認したことを受け、3月末までの再開を目指す事業者の日本原子力研究開発機構は23日午前、了承を得るための協議を県に申し入れた。

 同日午後には敦賀市にも申し入れを行う方針。県と市の判断は、運転再開に向けた最後のハードルで、了承が得られれば、約14年間中断していた「夢の原子炉」の開発が再び動き出す。

 もんじゅをめぐっては、経済産業省原子力安全・保安院が津波などに関する耐震安全性の検討を続けている。福井県は有識者の専門委員会で協議するほか、県議会にも諮る方針。西川一誠知事は、再開の判断には耐震安全性に関する原子力安全委の最終的な見解が必要としており、国の審議の進展も影響しそうだ。

【関連記事】
紆余曲折の「もんじゅ」をめぐる経過
原子力機構、もんじゅ起動前点検を公開
もんじゅ再開前、最後の保安検査始まる 福井・敦賀市
もんじゅ冷却設備作動せず 運転再開前の機能試験でトラブル
もんじゅを高く評価−IAEA事務局次長が視察 福井・敦賀

【追悼】ディック・フランシス 文芸評論家・池上冬樹(産経新聞)
上場株のインサイダーで逮捕=相場操縦事件の会社役員ら−大阪地検(時事通信)
<向精神薬>医師が元組員に30万錠横流し 営利目的で摘発(毎日新聞)
ビタミンD3製剤2成分のスイッチOTC化を了承(医療介護CBニュース)
川端文科相「外交的配慮が無償化基準ではない」…朝鮮学校除外問題(産経新聞)

芳醇? 鮒ずしで生キャラメル 滋賀のメーカー開発、販売(産経新聞)

 滋賀県守山市の食品メーカーが、鮒(ふな)ずしを原料に使った生キャラメルを製造・販売し、話題を呼んでいる。チーズのような味わいが特徴だが、独特の臭味は控えめで、鮒ずしファンの評価は分かれそうだ。

 「びわ湖の恵本舗」が自店や県内の道の駅などで販売している「パフ生キャラメル」(12個入り、800円)。渡辺明子店長(68)が「滋賀の魅力を全国に伝えたい」と昨年10月から開発に取り組んだ。

 鮒ずしは主に琵琶湖のニゴロブナを乳酸発酵させて作られる熟(な)れずしで、アミノ酸などのうまみ成分が豊富。鮒ずしをペーストにしてキャラメルに練り込んだところ、においは抑えられた。さらにしつこさを抑えるため、近江米をポン菓子状にして入れてみた。

 「チーズのような芳醇(ほうじゅん)な味わい。できあがった瞬間は感動した」と渡辺さん。購入者も最初は恐る恐る口に運ぶが、「臭味がなく、お米のさくさく感が香ばしい」と好評だという。問い合わせは同店(TEL077・598・1882)。

【関連記事】
「平城京セレブのデザート」、古代の乳製品「蘇」が人気 
ご当地名産品「ゆるキャラメル」発売、第一弾は…
大人もはまる! クッキングトイ商戦過熱 生キャラメル、パスタ…
GWに親子で「生キャラメル」作りに挑戦しては?
容疑の男、あだ名は“特命係長” 「花畑牧場」偽生キャラメル事件

<将棋>久保が3勝目 74手で羽生降す 王将戦第4局(毎日新聞)
長崎知事選、自公系の中村氏初当選 「政治とカネ」響く(産経新聞)
東大寺 法華堂の須弥壇、創建以来初の本格修理へ(毎日新聞)
政府、金賢姫元工作員の来日に向け韓国と協議(産経新聞)
自民、派閥解消を検討…「古い党の象徴」(読売新聞)

遅咲き鈴木、夢舞台舞う バンクーバー五輪(産経新聞)

 ■練習リンク閉鎖、病気…コーチと乗り越えた

 バンクーバー五輪のリンクに華麗な演技が舞った。23日(日本時間24日)始まったフィギュアスケート女子。日本勢の3人はショートプログラム(SP)で懸命の滑りを見せた。その一人、鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=は、長久保裕コーチ(63)とともに多くの困難を乗り越えて登場した。SP11位とやや出遅れたが「フリーで返す」と宣言。遅咲きのヒロインは初の大舞台に滑り出した。(小川寛太)

 浅田真央(19)、韓国の金妍児(キム・ヨナ)(19)と高得点が続いた異様な雰囲気の中、鈴木が登場。ジャンプでミスはあったが、魅力的な演技で会場を鈴木の“空気”に変えた。演技後、見守る長久保コーチに駆け寄ると、ようやくほっとした表情を見せた。

 鈴木は、浅田や安藤美姫(22)と同じ愛知県出身。小学生で、スケートリンク「オレンジワン泉」(仙台市、現アイスリンク仙台)にいた長久保コーチと出会い、先進的な指導にほれ込んだ。

 トリノ五輪金メダリストの荒川静香さん(28)も育てた名コーチの指導は厳しく、現役時代に師事し、鈴木と一緒に練習した長野五輪ペア代表の荒井万里絵さん(28)によると、「選手にきつい言葉をかけることも少なくなかった」。鈴木が反論し、2人が激しく言い合うこともあったが、「(鈴木は)コーチが間違っていないと信頼しきっていた」(荒井さん)。

 鈴木は平成15年、「フィギュア王国」愛知を離れ、恩師のいる仙台に。東北福祉大で五輪を目指したが、摂食障害で体重が15キロも減少。1年間リンクに立てなかった。厳しい長久保コーチだが、苦境に陥った鈴木に寄り添い、食事に同席するなどして見守った。

 困難は続いた。16年12月、経営難からリンクが閉鎖。練習場所を失った。大学卒業後、長久保コーチを追って契約社員となった「邦和スポーツランド」(名古屋市)では当初、カウンターで一般客にスケート靴を貸し出し、清掃もした。一般客のいないときに練習したが、磯部裕樹副所長(51)は「練習に納得がいかず、客に交ざって滑っているときもあった」。昨年は、長久保コーチが胃がんの手術を受けた。

 病気と厳しい練習環境。2人は困難をバネに大舞台に立った。SPの演技直前、長久保コーチが一声かけると、鈴木はうなずき、リンクへ飛び出した。荒井さんは「五輪の2人を見て涙が出そうになった。フリーでも観客を“鈴木明子の世界”に引き込んでほしい」と期待を寄せた。

<鳩山首相>米「アショカ財団」創設者と意見交換(毎日新聞)
認知症の人の支援に「地域のつながり」を(医療介護CBニュース)
「うーん、わからん」豪腕小沢幹事長が顔赤らめ2分で退場(産経新聞)
参院選にらみ連携=政策協議開始へ−公明、みんなの党(時事通信)
乱気流、成田着の米ジャンボ機でけが人か(読売新聞)

陸自、ハイチで活動開始…宿営地外で整地作業(読売新聞)

 【ポルトープランス=浜砂雅一】ハイチ復興のための国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の国際救援隊は16日午前10時(日本時間17日午前0時)過ぎ、首都ポルトープランスの国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)の管理地の整地作業に着手した。

 宿営地外で重機を使った作業を行うのは初めて。陸自のハイチでのPKO活動が本格的に始まった。

 この日の作業は約20人の隊員が担当。藤川秀之班長(51)は記者団に、「目に見える形の作業をやり、日本のみなさんに安心してもらいたい」と抱負を語った。

 今回の作業は国際機関が資材などを置く場所を整備するもので、16日中にも終了。その後は、MINUSTAHの指揮の下、避難民収容施設の用地造成などに活動を広げる計画だ。PKOへの自衛隊の大規模参加は、2002〜04年の東ティモール以来。ハイチへの派遣期間は11月30日まで。

PA連携の実施率は46.4%(医療介護CBニュース)
首相動静(2月18日)(時事通信)
新型インフル向けの枠組み創設=予防接種法改正へ提言−厚労省審議会(時事通信)
派遣法改正案、政府案通り諮問へ…社民ら容認(読売新聞)
働く女性にとって関心のある習い事は「英語」(産経新聞)

【著者に聞きたい】伊吹有喜さん『四十九日のレシピ』(産経新聞)

 ■僧侶の話がきっかけに

 平成20年「夏の終わりのトラヴィアータ」で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞。翌年6月、同作を改題した『風待ちのひと』(ポプラ社)でデビューする。人生に逆風が吹いている、どちらも38歳の男女が海辺の町で出会い、お互いに引かれ合って新しい人生に踏み出すという物語だ。初版4千部のスタートで、重版はまだかかっていない。しかし、編集者に認められた才能は、受賞作が世に出る4年近くも前にすでに次なる作品の母体を紡いでいた。今回、受賞第1作として、「正味2カ月くらいかけて、大幅に書き直して」刊行となった。

 きっかけは「親類の法事にいったとき、僧侶の方が話していたんです。四十九日の法要というのは、亡くなった方の魂がこちらの世界にとどまって、あの世へ旅立つ用意をしている期間に行うものなんだって」。特定のモデルがいたわけではないが「死者と遺族が寄り添って、お互いの気持ちをなだめ合いながら次なる段階への準備を整えるって、とてもやさしいなあと思いました」

 さらに「最近は、自分の葬儀のやり方を、生きているうちに自らプロデュースして書き残す人が増えてきていると聞いたのと、レシピという言葉には料理の作り方のほかに処方箋(せん)という意味があるのを知って」タイトルがひらめいた。

 昭和の時代を生きて平成の時代に世を去ったひとりの女性の生き方を振り返りながら、残された家族や知人らが、彼女の四十九日の間にそれぞれの人生を模索し、再生に向かっていく物語だ。

 昨年、受賞作が単行本になったときも大喜びしたが、今回、母体の原稿を編集者とキャッチボールしながら改稿していく作業は「本になるのがうれしくてうれしくて、大変というよりも、ずっとわくわくしっぱなしでした」と振り返る。

 「ここのところ世相が暗いので、最後には希望が残る物語を、これからも書いていきたいです」(ポプラ社・1470円)

 宝田茂樹 

                   ◇

【プロフィル】伊吹有喜

 いぶき・ゆき 昭和44年、三重県生まれ。中央大学法学部卒。

薬物密売グループの指示役を逮捕 西武線沿線で販売(産経新聞)
予算案、月内の衆院通過断念=民主国対委員長(時事通信)
<霊長類>半数、300種が絶滅の危機(毎日新聞)
ギャンブルでなく…知的トレーニング競馬のすすめ (産経新聞)
小沢氏、米国に注文「訪米するならそれなりの…」(産経新聞)

元看護師の被告、保険金殺人で死刑回避を訴え(産経新聞)

 福岡県久留米市などで看護師仲間の夫を保険金目当てに殺害したなどとして、殺人などの罪に問われ、1、2審で死刑判決を受けた元看護師、吉田純子被告(50)の上告審弁論が18日、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)で開かれた。弁護側は死刑回避を、検察側は上告棄却を求めた。判決期日は後日指定される。

 この日の弁論で弁護側は「被告が首謀者だとする共犯者の供述は信用できない。被告は反省し、後悔している」などと訴えた。一方の検察側は「極めて残虐、冷酷な犯行で自己中心的で、医療従事者の誇りも傷つけた。被告が首謀者であることは明白で、罪責は重大」と述べた。

 1、2審判決によると、吉田被告は看護師仲間ら3人と共謀するなどして、平成10〜11年、仲間の夫2人を殺害し、死亡保険金計約6700万円をだまし取るなどした。

 共犯とされた看護師ら仲間3人のうち、2人は実刑が確定。1人は1審判決前に病死した。

【関連記事】
保険金殺人の控訴審判決、広島高裁が控訴棄却
看護師仲間の保険金殺人、来年2月に上告審弁論
群馬の保険金殺人 2審も妻に懲役25年
死刑囚に無期懲役を求刑 茨城の上申書事件
保険金殺人で妻に懲役25年 前橋地裁判決

北教祖 日教組の牙城、突き上げ放題(産経新聞)
<歴史共同研究>「天安門は政治騒動」 日本と相違鮮明(毎日新聞)
「JAPANデビュー」偏向番組訴訟 台湾統治でNHK側は争う姿勢(産経新聞)
未明の西武新宿線踏切事故、高校入試も遅らせる(読売新聞)
9人の救出不可能 たまゆら火災、実験で確認(産経新聞)

鴻巣市移動支局 開設 「びっくりひな祭り」に合わせ(毎日新聞)

 毎日新聞社は14日、埼玉県鴻巣市で開幕した「鴻巣びっくりひな祭り2010」に合わせ、同市役所内に「鴻巣市移動支局」を開設した。「彩りのまちから」をテーマに、3月6日までの祭り期間中、土・日曜に市民記者塾などのイベントを展開する。

 オープニングでは原口和久・鴻巣市長やミス日本の林史乃さん、森戸幸生・毎日新聞社取締役東京本社代表らが同市役所前でテープカット。祭りのメーン会場となる市役所1階吹き抜けロビーには、市民から寄せられたひな人形1766体を飾った29段、高さ6・45メートルのひな壇がお目見えした。ピラミッド型ひな壇の高さ日本一を更新し、来場者は見上げては歓声を上げていた。【金沢衛】

【関連ニュース】
鴻巣市移動支局:ひな人形の街 人文字でPR 埼玉
ひな人形作り:埼玉県越谷で最盛期に 小ぶりな人形が人気
雑記帳:「磁器製ひな人形」お披露目 佐賀・有田
掘り出しニュース:神社石段にひな人形1200体ずらり 千葉・勝浦
遊ナビ:ギャラリー /東京

<インドネシア>熱帯雨林が温室ガス排出? 北大など研究(毎日新聞)
「障がい者総合福祉法」の議論スタート―改革推進会議(医療介護CBニュース)
「発言、信ぴょう性欠ける」=元朝青龍関問題で中間報告−相撲協会(時事通信)
医療援助隊、13日で活動終結=ハイチ大地震(時事通信)
<フィリピン>スラムに救援拠点…映画監督の四ノ宮浩さん(毎日新聞)

野党側「求めていた資料と違う」(産経新聞)

 政府が10日夕の衆院予算委員会理事会に提出した平成22年度予算案の公共事業に関する配分案の全容が同日、判明した。道路事業では約650区間のうち、福島県の国道4号郡山バイパスなど3区間が休止、約50区間で「0〜1億円程度」と凍結候補になっている。

 国土交通省が昨年11月に各都道府県などに示した事業計画の凍結候補は200区間以上で、圧縮した格好だ。資料は国交省が9日に各自治体に対して始めた通知内容と同じとみられる。

 政府が1月末に民主党経由で自治体に内示した資料には「県連要望あり」との記載があった。今回はその記述がなく、野党側は「求めていた資料と違う」と反発している。

小林議員側「裏金」疑惑 組織的癒着にメス 「火のないところに煙は立たない」(産経新聞)
トラック屋根の上に男性 歩道橋から落下か、軽傷(産経新聞)
<化学物質過敏症>後遺症が初の労災認定 眼球運動障害で(毎日新聞)
ホームに上がろうとした女性、地下鉄にはねられ死亡(読売新聞)
普天間、5月までに結論=米上院太平洋小委員長に説明−岡田外相(時事通信)

枝野氏の刷新相起用、首相じわり「小沢離れ」か(読売新聞)

 鳩山首相が、小沢民主党幹事長と距離を置く枝野幸男・元政調会長を行政刷新相に起用したことで、党内では首相が徐々に「小沢離れ」を進めようとしているとの見方が出ている。

 起訴された石川知裕衆院議員が離党する意向を固めたことも、「政治とカネ」の問題で傷ついた政権のイメージを回復させようとする首相にとって好材料との指摘もある。

 枝野氏は、昨年3月に西松建設の違法献金事件が発覚して以降、たびたび小沢氏の進退に言及してきた。昨年5月、小沢氏らが支援した首相と岡田外相が争った党代表選では岡田氏を支持した。首相には枝野氏起用により、挙党態勢や政権立て直しを印象づける狙いがあるようだ。

 首相は最近、小沢氏との8日の会談について「『頑張ってください』という言葉は使ってない」と小沢氏の説明を否定。小沢氏の秘書を務めた石川被告の進退についても、党による処分の可能性に言及するなど、小沢氏と一定の距離を置こうとしているとも受け取れる発言をしている。

 枝野氏は1996年の旧民主党結党メンバーの一人で、党内では「旧民主党出身者は清新で政策通のイメージがある人材が多い。首相は枝野氏や仙谷国家戦略相を看板に参院選に臨む考えだ」との見方が出ている。 一方、石川被告の進退問題では、石川被告が自ら離党を選択することで「首相は面目を保った」との声が出ている。

 ただこれで世論や党内外の批判を回避できるかどうかは不透明だ。民主党は逮捕、起訴された議員について離党届を受理せず、除籍処分とするなど厳しい対応を取ることが多かった。「自発的離党では党の意思を示したことにならない」と指摘する向きもあり、首相や小沢氏の対応によっては混乱が長引く可能性もある。

無抵抗で刺される?前部に深い傷…宮城3人殺傷(読売新聞)
福岡前副知事収賄 北海道「視察」、実態は観光か(毎日新聞)
鳩山首相、石川議員離党は「熟慮重ねた重い結論だ」(産経新聞)
塀に落書きの大阪府職員を減給処分(産経新聞)
次女、DV避難施設へ=少年暴力、エスカレートか−石巻3人殺傷事件(時事通信)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。